2009年2月6日金曜日

啓発看板

名張市教委は5日、八幡と夏秋地区の一部に生息するギフチョウを市の文化財(天然記念物)に指定したと発表した。環境省や県の絶滅危惧(きぐ)2類に分類されており、市内の天然記念物は県指定を含めて6件目。10年前から、市全域での指定を申請してきた市民団体「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」の加納康嗣代表(65)は「念願がかなった。将来は市全域での指定を目指したい」と喜んだ。
 ギフチョウはアゲハチョウ科の一種で日本固有種。黒と黄のまだら模様と、羽先にある赤、青、オレンジの斑紋が特徴で、羽を広げると約5~6センチになる。桜が咲く時期に2週間だけ成虫として生活する。
 同市では、都市開発などで幼虫の餌となるカンアオイ類が減って、生息地が減少。文化財指定により採集禁止となることに研究者から反発もあり、市文化財調査会は結論を保留していた。しかし、個体数の減少が止まらず、生息地が市の管理地となって保護活動を展開しやすくなったことから、4日、地域を限定して指定した。同ネットワークは今後、市と連携し、啓発看板の設置や生息地の管理などを進める。
 指定に伴い、同地区で採集した場合は5万円以下の罰金または科料が科される。【金森崇之】
〔伊賀版〕
毎日新聞

看板の言うコト聞いてくれればいいけど

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