仙台市の著述業の人や書店員、出版社の社員ら10人が、本の魅力を広める「杜の都を本の都にする会」をつくった。本の販売、製本体験を通じ、市民に本にかかわる活動の楽しさを知ってもらう。活動の第一弾として、市民が古本を持ち寄って売る古本市を25日から11月3日まで青葉区の3つの喫茶店で開く。 古本市の会場は「火星の庭」(青葉区本町1丁目)、「マゼラン」(青葉区春日町)、「ストック」(青葉区一番町1丁目)。出品者は50人で、会の呼び掛けで集まった。一人30―50冊を出す。手作りの看板を掲げ、接客も行う。 書店、出版など本をめぐる業界は活字離れで経営環境が厳しい。中央の大型書店の進出もあり、仙台市でも地元書店の閉店が相次ぎ、「街の本屋さんが消える寂しさ」(メンバー)を実感せざるを得なくなっている。 メンバーは「地元書店も経営が成り立つ環境を整えよう」と7月、会を発足させた。市民に読書を勧めるだけでなく、本の販売など関連活動を体験してもらい、本の魅力を多角的に伝える。本にかかわる人を増やし、将来は書籍の購買力を底上げしたいとしている。 会は古本市のほか、製本体験会を予定している。メンバーで「火星の庭」店主の前野久美子さん(39)は「買うだけではない本の楽しみ方を伝えたい」と参加者を募っている。古本市についても、「本のプロでない市民が選んだ計1500冊の本が並ぶので、楽しみにしてほしい」と話している。 連絡先は会080(6039)8581。
河北新報
新たな試みはこーゆー一歩からなんですよね
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