2008年7月21日月曜日

2枚看板として・・

第90回高校野球選手権岐阜大会は20日、4回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。今大会屈指の好カードとなった市岐阜商―岐阜城北は、市岐阜商が延長戦を制して粘り勝ち。強豪・中京は、麗沢瑞浪にコールド勝ちを収めた。一方、シード校の県岐阜商は大垣南に屈し、昨夏の覇者・大垣日大は美濃加茂に逆転され、いずれも姿を消した。21日は、A、Bゾーンの準々決勝2試合が岐阜市・長良川球場で行われ、第1試合は堅実野球の大垣南と富田、第2試合は接戦を勝ち抜いた美濃加茂と市岐阜商が対戦する。
悔やまれる投手力不足(大垣日大)
○…昨夏の覇者、大垣日大が4回戦で涙を飲んだ。昨秋の新チームの発足以降、悩まされ続けた「投手力」という課題が最後まで重くのしかかった。

昨年は、絶対的なエース・森田貴之(現・明治大)が春夏の甲子園を一人で投げ抜き、準優勝、ベスト8の結果を残した。森田が抜けた後、チームには投手の柱になる選手がなかなか現れなかった。
 春以降、2年生の平沼と1年生の渡辺の成長で、2枚看板としてチームを引っ張るが、経験不足は否めなかった。今試合も登板した2人が要所を締められず、合わせて自責点5を献上した。
 阪口慶三監督は「今の投手力では厳しい。仮にきょう勝っても、明日以降は持たなかったでしょう」と厳しい表情を見せた。小川和也主将は「何とかチームを甲子園に連れて行きたかった。まだまだ自分たちは弱い」と涙をぬぐった。
 先発9人のうち6人が1、2年生。この悔しさを糧にして成長した姿を見せてくれるに違いない。
悔しさバネ「今後も野球を」(県岐阜商)
○…「もっと、このチームで投げたかった」。県岐阜商の主戦、早川(3年)は顔から流れ出る汗もふかず、試合を振り返った。
 先発を控えの山田(2年)に譲り、相手に1点リードを許して迎えた八回、無死二塁の場面でマウンドに立った。この回は後続を絶ったものの、九回は相手に2点スクイズを決められ、3点差に広がった。
 チームは九回、一死から左翼線に三塁打を放つなど相手を苦しめたが、あと1本が出なかった。
 「打てなかったのがすべて。早川の交代は、アイコンタクトだった。前の試合で肩を痛めてしまい、先発どころではなかった。良く投げたよ」と石榑淳監督はエールを送った。
 早川は「この悔しさをバネにしたい。野球は続けたい」と話すと、胸がいっぱいになり、涙があふれ出た。
(2008年7月21日 読売新聞)

この日のために頑張って来て、明日からどうするんだろう。

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